院長より皆様へ doctor
院長:矢郷 祐三
ご挨拶
地域医療を担い10年が経過した節目に、このホームページを立ち上げることといたしました。国立国際医療センター(現 国立国際医療研究センター病院)の先輩である(前院長)田村 潤先生から、患者さんへの思いを継承しての開業でありました。
自分自身「町のお医者さん」をいつしか夢見て、今その立場に身をおいていることに日々感謝しています。どんな多様な訴えも包み込むような「やさしい診療」が自分の診療スタンスです。
「診察」は、「診て」・「察する(察知する)」こと。察知が経験・知識・感性からなされるとすれば、AIで代替しづらい行為といえます。診察室は小さな空間ですが、そこでの察知の質が最も大切と考えております。地域医療の診療経験、クリニックというサイズならではの「あたたかいチーム医療」を通じて、受診される方の「いつもと違う」を的確に察知できるよう、スタッフ一同日々研鑽を積んでおります。
地域医療における画像診断(超音波検査・内視鏡検査・レントゲン検査など)は、病気の早期発見に有用です。使用する機器・検査の質にこだわりをもって、画像診断を活かした診察を行っております。
地域医療からの診療エビデンスの創出、医学教育(地域医療研修)も自身の大切なテーマです。外来診療を中心とした地域医療の可能性を追求しつつ、医療を取り巻く環境の変化に柔軟に対応しながら、「町のお医者さん」としての役割を果たしていきたいと思います。
略歴
東京都出身 |
本郷高等学校卒業 |
聖マリアンナ医科大学 医学部 医学科卒業 |
国立国際医療センター 内科系研修医 |
国立国際医療センター チーフレジデント |
国立国際医療センター 消化器科 臨床研修指導医 |
国立療養所奄美和光園 厚生技官 |
国立国際医療センター 国府台病院 統合内科 臨床研修指導医(消化器科併任) |
(平成21年)田村クリニック 院長 |
(平成22年)やごうクリニック 院長(現職) |
- 専門分野
- 内科全般
消化器科全般
消化器内視鏡診断/治療
- 認定資格
- 日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化管学会胃腸科認定医
H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本医師会認定産業医
厚生労働省認定 臨床研修指導医
- 所属学会
- 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本ヘリコバクター学会
日本医学放射線学会
- 賞歴
- 「地域医療におけるがん発見の経緯」
(第1回板橋区医師会若手医師奨励賞 優秀賞)
- 地域医療研修
- 地域医療研修 研修委員
国立国際医療研究センター(戸山病院・国府台病院)
東京都健康長寿医療センター
*2023年1月現在:28名修了
- その他
- 板橋区医師会
胃がんリスク検診班 班長
胃がん検診(内視鏡検査)運営委員会 委員長
内科医会 副会長
ポスター印刷(株)産業医
国立国際医療研究センター 消化器科・総合診療内科 診療登録医
- 趣味
- サッカー
釣り
軽音楽
主な活動
2017年〜 | |
2019年 | 第105回内視鏡学会関東地方会発表(シンポジウム) |
2019年 | |
2019年 | 北区医師会勉強会「消化器実地医家の勘所」講師 |
2019年 | 「実践!腹部エコー講座(国立国際医療研究センター)」講師 |
2019年 | 「MAKE VALUE PROJECT(Jリーグ:水戸ホーリーホック)」登壇 |
2021年 | 第118回日本内科学会総会・講演会発表 「新しい飛沫防護補完策『シャワーキャップ法』の微粒子可視化システムによる有用性の検証」 |
2021年 |
第112回内視鏡学会関東地方会発表(シンポジウム) |
2021年 |
板橋区消化器セミナー「板橋区が誇る最新の検診~クラウド型胃がん検診(内視鏡検査)/令和2年度検診結果を含めて~」 |
2022年 |
第25回 板橋区医師会医学会 発表 |
2022年 |
第15回 消化器ネットワーク研究会 発表 |
2023年 |
2023年 第51回 日本総合健診医学会第51回大会(シンポジウム) 発表 |
MAKE VALUE PROJECT
医療とサッカーに通じるものとは
Make Value Projectとは、Jリーグ「水戸ホーリーホック」の選手を対象にした知識習得・人材育成プログラム。選手のプロアスリートとしての人間的成長をサポートし、社会に貢献できる人材に育成することで、チームが育ち、地域の活性化にもつながるとの思いから立ち上げられたプロジェクトです。
2019年7月25日、異業種(医療)からの講演として登壇してまいりました。医療とサッカーに通じるもの、中でも診療において大切な「察知」という側面からお話しをしてまいりました。
アスリートの「聴く力」や、その感性から得られる言葉のひとつひとつから、日常診療につながる多くの学びを得られたひと時でした。